2017年3月23日木曜日

「思春期とデートDV・SNS」講演

日本家族計画協会が主催する「思春期保健セミナー」にて
講師を務めた。

このセミナーは厚生労働省や文部科学省などが後援しており、
医師や保健師、養護教諭などの方々が受講。
全コースを修了すると「思春期保健相談士」として
同協会から認定されるという。

今年度は、「時代に即応した斬新なセミナーを企画したい」とのことで
私をお招き頂いた模様。
責任重大である。

「思春期とデートDV・SNS」 と題した講義では、
このような内容をお話:

・ネット・SNSがトラブルを招きやすい理由
・対策キーワード:「SNSリテラシー」とは?
・デートDVの罠
・性的暴力の現状とSNSリテラシー
1.リベンジポルノ
2.性情報の誤解
・被害にあってしまったら

https://gumroad.com/l/loveliteracy#
「性的暴力」を含むデートDVは、
メディアが発信する性情報の影響も大きいと
考えられる。
誤った性情報を鵜呑みにしないためには、
自分の頭で情報を読み解く能力(リテラシー)が
必要だ。
詳しくは拙著『性情報リテラシー』で、
具体例を挙げながら解説している。
(皆さまからのご要望にお応えし、
PDF版がお求め頂けるようになりました!)

ちなみに、
日本製のAVやアダルト動画は世界的に人気を博しており、
性情報が若者に与える影響への対策は、国際的な課題でもあろう。
国連のような国際機関にも是非、性情報リテラシー教育の普及に
取り組んでもらいたいものである。

今回の講義では、以下のような
数多くの感想をお寄せ頂いた:

・今の時代ならではの必要なテーマだと思い、とても勉強になりました。子どもたちが興味を持つ性的な媒体への「本物の指導」が必要だと、方向性を考えさせられました。
・まさに学校で問題となっているテーマで、子どもの心理が理解出来た気がします。なぜ写真を撮らせるのかの背景を考え、ケアしていきたいと思います。
・学校や医療関係者以外の先生のお話は、とても興味深かった。実際に取材されたリアルな子どもの声が沢山あり良かった。
・SNSトラブルにかかわる少年たちと接するため、問題点や少年の心理を改めて整理することが出来ました。
・デートDVや性情報の誤りについて、中学生への指導方法が見えてきた。
・デートDVの成り立ちは、自分が想像していたものとは全く違っていました。SNSへの関わりと危険性について勉強になりました。
・若者のSNSトラブルは正直、不明な点が多かったため、とても参考になりました。特にデートDVやリベンジポルノについて学べて良かったです。
・リベンジポルノについて、なぜ撮らせるのか疑問でしたが、実際に撮らせた子の話を聞くことが出来、その子たちなりの思いがあることが知れ、参考になりました。
・情報教育と性教育はセットで教えることが重要と理解しました。
・性的な画像を撮らせた本人を責めるのではなく、子どもに寄り添うこと、共感すること、不安に寄り添うことが大事ということが参考になった。子どもたちが傷づかないように、出来ることをしていきたい。

……などなど、他にも大量の感想を頂いており、とても紹介しきれない。

関係者の皆様、
ありがとうございました!


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2017年3月7日火曜日

新聞でネット・リテラシー特集(協力)


8日(水)朝刊の
東京・中日・北陸中日新聞で
「子どものネット利用」が特集され、
インタビューにお答えしている。

中日新聞社による
企画広告とのことで、
ページ片面全体が特集記事。
「スマホ世代の子どもたちにどう接するか?」を、
保護者の方々に
学んでもらう内容だ。

私がこの記事でお話した
子どものネットトラブルの現状や、
家庭で出来るネット・リテラシー教育については、
拙著『大人が知らない ネットいじめの真実』
『リベンジポルノ~性を拡散される若者たち』
より詳しくご紹介している。

https://mayumedia.blogspot.jp/2017/02/blog-post_9.htmlまた、
子どもとメディアといえば、
私が近年取り組んでいるのは
児童ポルノ問題である。

特に、子どもを性の対象として描く
マンガやアニメ、ゲームといった
「創作子どもポルノ」の規制のあり方は
どうあるべきか、を
国際規範の観点から研究している。

子どもと人権をめぐる課題に関心のある方は、
よろしければご参照下さい



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2017年3月1日水曜日

「自画撮り被害とリベンジポルノ」講演

「ネット社会の中にあるDV
~なぜ若者は性的撮影に応じてしまうのか~」
と題し、講演を行った。
富山県女性財団の主催。

・リベンジポルノが生まれる背景
・若者の被害者と加害者の心理的な動き
・自画撮りとリベンジポルノへの対策

…といった内容をお話させて頂いた。

受講者からは下記のような感想が:

・「被害者にも非があるという考え方を改めなければと思った」

・「被害者や加害者の気持ちがわかって良かった」

・「今後の活動に活かせる視点をもらえた」

などなど。
 
自分の裸等をスマートフォン等で撮影する「自画撮り」は、
他者にその画像を送ってしまえば、
悪用された場合に深刻な被害を被る。

私も委員を務める東京都の青少年問題協議会では、
こうした「自画撮り」被害への対策を審議する予定だ。
子どもたちに辛い思いをさせないための施策を検討出来れば、と考えている。


http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
自画撮り被害の現状と対策について
詳細な解説は、
拙著 『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』
で述べている。


■著者インタビュー記事はこちら



ところで冒頭の画像は、
富山市内の運河沿いにあるスターバックス。
 「世界一美しいスタバ」と呼ばれるお店である。
水の流れと移りゆく空を眺めながらのひとときを体験できるとは、贅沢ですね。


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2017年2月22日水曜日

東京都委員に就任(「自画撮り」被害防止)

このたび、第31期東京都青少年問題協議会委員を
務めることとなった。

この協議会は小池百合子都知事の附属機関で、
今期は、子どもの「自画撮り」被害への対策を審議する。

自画撮り被害とは、
子どもが相手に騙されたり脅されたりした結果、
自分の裸等をスマートフォン等で撮影(自画撮り)し、
メール等で送信するケースだ。

私はメディアと人権の問題を研究すると共に、
現場で自画撮り被害に悩む子どもを取材してきた。
そうした経験を基に、
東京都がより「子どもたちの現実」に沿った施策を打ち出せるよう、
協力出来ればと考える。

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
自画撮り被害の現状と対策について
詳細な解説は、
拙著 『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』
で述べている。


■著者インタビュー記事はこちら



なお、先日開催された第一回の協議会の模様は
各マスコミで報じられているので、
ご参考まで。


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2017年2月9日木曜日

『児童ポルノ規制の新たな展開』(博士論文)


『児童ポルノ規制の新たな展開』渡辺真由子著先日お話したように
このたび慶応義塾大学より博士号(政策・メディア)を授かった。

肝心の博士論文の題目はこちら:


New Dimension of the Regulation of Child Pornography: Japan’s Current Legal System of Virtual Child Pornography and Issues in International Comparison

 本研究では、実在しない子どもを性的に描くマンガやアニメ、ゲーム等の表現物(「創作子どもポルノ」)の規制に関し、国際社会の枠組みとは日本の規制状況が取り組みを異にするという課題において、それらが一致していない要因に着目し、子どもの性に関する人権保護へ向け、国際規範との整合性を確保する上で必要な方向性を提示している。児童ポルノ規制をめぐる従来の主な研究が「表現の自由」の観点から議論されてきた中、本研究は「人権」の観点から新たな児童ポルノ規制のあり方を考える上での先駆的成果となることを目指したものである。


本研究の提言は、我が国における創作子どもポルノ規制の法整備のあり方にまで踏み込んでいる。今後は法整備の実現へ向け、立法関係者等からの要請があれば、本研究による知見を基に微力ながら貢献出来ればと考える。また、日本における創作子どもポルノ規制をめぐる事情は、本研究でも見たように、国際社会から高い関心を持たれている。本研究が明らかにした日本の視点の現状が、国際社会からの関心に応えるものであれば幸甚である。機会があれば国際機関等において、本研究の知見を広く共有し、子どもの性に関する人権を世界レベルで保護するために、我が国に求められる規制のあり方を議論したい。

折しも2020年に東京オリンピック・パラリンピックを控え、日本の漫画やアニメを海外に発信する「クール・ジャパン戦略」が政府を筆頭に推進される中、我が国には今こそ、創作子どもポルノ規制において国際規範に沿った人権感覚を適用することが望まれる。


この論文の要約については、こちらでお求め頂けます。 


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2017年2月6日月曜日

博士号(政策・メディア)を取得

慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科より、
このたび博士号(政策・メディア)を授与された。

研究内容の詳細については後日述べよう。

これに伴い、
慶応義塾大学SFC研究所上席所員の立場は
今年度末で退任させて頂く。

今後は独立系メディア学者&ジャーナリストとして、機会に応じ
大学での客員講義や、国内外での講演を行っていければと
考えている
(ついでにブログも少々リニューアル)。

思い返せば、知人の方に博士課程への進学を勧められ、
「ジャーナリストとしての取材対象を
学術的な側面からも追究してみよう」と入学したのが
2010年のこと。

博士論文は3年ぐらいで書き上げられるかな~と思っていたら、
仕事との並行で予想以上に時間が取れず、
論文完成まで6年もかかってしまった。

それにしても
四十路を過ぎて博士号を頂くとは、
20代の会社員時代の私が
全く考えていなかったことである。

こちらで語ったように、
人間、幾つになっても
学びがあるものでございます。


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【渡辺真由子の最新刊!】

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』


■著者インタビュー記事はこちら


「リベンジポルノなんて、
撮らせる人間が悪いんじゃないの?」

そう思うあなたは、是非どうぞ。



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2017年1月31日火曜日

「自画撮り」被害と「セクストーション」を解説(インタビュー)

保護者向け情報サイト『ママテナ』で、
セクストーションについてのインタビューにお答えした。

セクストーションとは、「性的脅迫」を意味する。
特に問題となっているのは、
子どもが相手に騙されたり脅されたりした結果、
自分の裸等をスマートフォン等で撮影(自画撮り)し、
メール等で送信するケースだ。

一度画像を送ってしまえば、
今度はそれをネタに相手から様々な要求をされたり、
人生を狂わされたりすることも。

そのあたりの現状と対策を、
私の取材経験に基きながら
3回に分けてお話している:

男子も注意!「セクストーション(性的脅迫)」の実態とは?

【実録】“SEX動画”でわが子の人生が狂わされる!

子どもが【性的脅迫】の被害者にならないために…親が今からやっておきたいこと


http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
自画撮り被害の現状と対策について
更なる詳細は、
拙著 『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』
で解説している。


■著者インタビュー記事はこちら




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