2012年2月23日木曜日

中学道徳教材に『ネットいじめの真実』

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東京書籍が発行する
中学道徳の副読本『明日をひらく』の
平成24年度版に、
拙著『大人が知らない ネットいじめの真実』
引用されることになった。



以前にご紹介したように、
この教材には2年前から引用されている。



子どもたちはなぜ携帯に夢中になるのか、
どのようなトラブルに巻き込まれているのか、
賢く使うための「ネットリテラシー教育」は
どうあるべきなのか、
といった点を
生徒自身に考えさせる内容となっている。



興味がある方は
お手に取ってみて下さい。





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2012年2月14日火曜日

イマドキ子どもの「性の目覚め」

最近の私の研究テーマは『恋愛リテラシー』である。

恋愛と切っても切り離せないのは「性」でしょう、
ということで
特に「メディアの性情報に対するリテラシー」を
掘り下げている。

メディアの多様化が進むなかで、
いまどきの若者はどのように性情報を入手しているのか?
それらの情報は、恋愛関係にどう影響するのか?

取材やアンケートを重ねるうちに
様々なことがわかってきたので、
こちらで随時ご報告していこう。


【初めてメディアの性情報に接した時期 (アンケート)】
・男子1位……小学5年生未満 54%
・女子1位……小学5年生未満 30%
                         (回答:都内の大学生男女141人)



小学生の早い段階で性的メディアの初体験を済ませる傾向は、
男子も女子も変わらない。
きっかけは、拾ったり、家族が持っていたり、
子ども向けの雑誌に載っていたり。
現代社会が、
子どもでも性的メディアを目にしやすい環境になっていることの
表れであると考えられる。


小学校高学年から始まる学校での性教育をめぐり、



「性に関して何も知らない子どもたちを刺激し、



『寝た子を起こす』のではないか」



との議論が教育界には根強いが、



子どもたちはとっくに目覚めている。











★★



アンケートに答えた



若者たちの生の声を、



こちらのメルマガにて詳しく紹介中。



★★







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2012年2月9日木曜日

新聞に書評 『〈脱・恋愛〉論』

Photo_3『〈脱・恋愛〉論
 「純愛」「モテ」を超えて』
(草柳千早著、平凡社新書)の書評を、
北海道新聞に寄稿した。



「恋愛や結婚はいいものだ」という
この社会の思い込みに、
疑問を投げかける本である。



「恋愛リテラシー」を研究する私の姿勢とも
共通するものがある
(だから評者に御指名頂いたんでしょうな)。



「婚活」するより先に
こっちを読んでみまっし。



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2012年2月4日土曜日

徳島でネットリテラシー講演(文科省委託)

徳島市で開かれたシンポジウム
「ケータイモラルキャラバン隊」にて
講演を務めた。



PTA関係者や保護者の方々へ向け、
「ネットいじめの現状と対策」について
お話させて頂いた。



徳島でも昨年
携帯サイトを通じて
女子中学生が性被害に遭う事件が発生したとのことで、
参加者の方々は高い問題意識を持っておられた。



このキャラバン隊は、
文部科学省や
安心ネットづくり促進協議会が開催したもの。



地元の新聞でも報じられたので、
関心がある方はどうぞ。



ちなみに私が徳島を訪れたのは
今回が初めてである。
もはや焼酎とは思えない爽やかさの
「すだち焼酎」とか、
徳島産のマッコリ、その名も
「とくしまっこり」とか、
色々発見してびっくりんじょ。





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